毛髪にも影響を与える日常の生活

毛髪トリートメントのコツ
私たちの皮膚は28日の周期で新陳代謝を繰り返して再生しています。毛髪の場合にはこの新陳代謝が4年から7年です。とにかく毛髪は生えてきてしまったもので、生きた細胞ではありますが再生能力はないんですね。
木材でできた家具と同じですね。生きた木材でできていますが、そのものには再生能力はありません。ですから毛髪もその耐久力を越えた刺激が外部から加わると壊れてしまいます。
この毛髪の耐久力を破壊してゆくのが、美容室での施術、ドライヤーやヘアアイロンなどの熱、紫外線ですね。紫外線は毛髪の乾燥や強度の低下という形で毛髪の耐久力を破壊してしまいます。毛髪のトリートメントも、毛髪のダメージを根本的に治すというのではなくて、痛んだ毛髪を内側と外側から支えて毛髪の手触りを良くしたり、毛髪の艶を増したりするんですね。
毛髪ケアはヘアよりも頭皮を
私たちの毛髪は毛根から生えてきます。毛髪そのものは再生能力がありませんから、毛根に働きかけるために、頭皮ケアが大切になってきます。頭を洗うことや、生活習慣を見直すこと、運動やマッサージなどをすることですね。毛髪のトリートメントをすることも大切ですが、毛髪を生み出している毛根のある環境である頭皮のケアは欠かせません。育毛をするためにも頭皮のケアが大切になってきます。
頭皮ケアのコツをいくつかあげておきます。*就寝前に頭を洗う:毛髪が育つのは夜から朝にかけてです。就寝前にシャンプーをして、育毛剤でケアをします。*生活習慣を考え直す:睡眠不足やストレスは頭皮の健康を害します。*頭皮のマッサージを続ける:頭皮が張っていると血管を圧迫しますから、毛根などの血行が悪くなります。